紳士靴入門

革靴の常識に疎いまま社会人になった貴方へ


ウェルテッド製法


ウェルテッド製法はグッドイヤーウェルテッド製法とハンドソーンウェルテッド製法の2つに大別されます。

ここではウェルテッド製法の中でもグッドイヤーウェルテッド製法について説明します。

グッドイヤーウェルテッドは比較的リーズナブルな上に頑強で、ソールの張替えにも対応が可能なため、長く愛用できる製法です。

更にソールを細革に縫い付けてるので、地面から直接中底まで達する縫い目がなく耐浸水性に優れています。
雨の多い英国では必須の製法であったかも知れません。
更にソールを細革に縫い付けてるので、地面から直接中底まで達する縫い目がなく耐浸水性に優れています。
雨の多い英国では必須の製法であったかも知れません。

現在ではイギリスの既成靴を代表とする製法として知られ、クラシックな作りをした靴との相性に優れています。歩行量が多い人向きで、持ち主の足型にじっくり馴染んでいくのも特徴です。

グッドイヤーウェルテッド

インソール底部の周囲に、ドブの代わりに布製テープを用い、アッパー(甲革)とライニング(内側の革)、ウェルト(細革)とを機械ですくい縫いします。

ソールを細革に縫い付けてるので、地面から直接中底まで達する縫い目がなく耐浸水性に優れています。雨の多い英国では必須の製法であったかも知れません。中底・中物(コルク)・表底の三層からなる底構造は歩けば歩くほどに中底がその人独自の形に凹み、専用のインソールを入れたように足に馴染んで行きます。

グッドイヤーウェルテッドはこれまでのハンドソーンウェルテッドを基にチャールズ・グッドイヤーJrがアメリカで考案したものです。ハンドソーンウェルテッドは時間と手間が多大にかかるため、現在ではわずかな高級品にしか使われません。対して、グッドイヤーは機械を多用し、品質のよい靴を量産化可能にした画期的な製法です。